Difference between revisions of "Mouse Manual/ja"

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== Jmolにおけるマウスを使った分子操作(マウスゼスチャー)のマニュアル ==
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== Jmolにおけるマウスを使った分子操作(マウスゼスチャー)のマニュアル ==
  
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# 通常の設定では「メインボタン」は左クリック、「サブボタン」は右クリックです。
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# 通常の設定では「メインボタン」は左クリック、「サブボタン」は右クリックです。
# 聞くところによると、1個しかクリックボタンがないマウスでは'''Alt ドラッグ'''は'''中央ボタンを押しながらドラッグ'''に相当するそうです。
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# 聞くところによると、1個しかクリックボタンがないマウスでは'''Alt ドラッグ''''''中央ボタンを押しながらドラッグ'''に相当するそうです。
 
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  <td>'''メインボタン'''</td>
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  <td>(左)</td>
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  <td>(左)</td>
  <td>(中央)</td>
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  <td>(右)</td>
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  <td>'''Jmolメニューを開く'''</td>
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  <td>'''Jmolメニューを開く'''</td>
  <td>Ctrl + クリック<br />または 'Jmol' ロゴをクリック</td>
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  <td>Ctrl + クリック<br />または 'Jmol' ロゴをクリック</td>
 
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  <td></td>
  <td>クリック</td>
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  <td>クリック</td>
 
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  <td>'''X軸(左右方向)、Y軸(上下方向)の回りに回転する'''</td>
+
  <td>'''X軸(左右方向)、Y軸(上下方向)の回りに回転する'''</td>
  <td>ドラッグ</td>
+
  <td>ドラッグ</td>
 
  <td></td>
 
  <td></td>
 
  <td></td>
 
  <td></td>
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  <td>'''X軸、Y軸に沿って移動する'''</td>
+
  <td>'''X軸、Y軸に沿って移動する'''</td>
  <td>(Shift + ダブルクリック)してからドラッグ</td>
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  <td>(Shift + ダブルクリック)を行った後マウスボタンを離さずドラッグ</td>
  <td>ダブルクリック してから ドラッグ</td>
+
  <td>ダブルクリック してから ドラッグ</td>
  <td>Ctrl + ドラッグ</td>
+
  <td>Ctrl + ドラッグ</td>
 
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  <td colspan="3" align="center">''分子をクリックしたときまたは分子から離れた時の動作''</td>
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  <td colspan="3" align="center">''分子をクリックしたときまたは分子から離れた時の動作''</td>
 
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  <td>'''設定をリセットし中央に戻す'''</td>
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  <td>'''設定をリセットし中央に戻す'''</td>
  <td>Shift + ダブルクリック*</td>
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  <td>Shift + ダブルクリック*</td>
  <td>ダブルクリック*</td>
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  <td colspan="3" align="center">''*分子から離れたところでダブルクリックした場合のみ動作''</td>
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  <td>'''Z軸の回りに回転'''</td>
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  <td>'''Z軸の回りに回転'''</td>
  <td>Shift + 水平方向ドラッグ</td>
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  <td>Shift + 水平方向ドラッグ</td>
  <td>水平方向ドラッグ</td>
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  <td>水平方向ドラッグ</td>
  <td>Shift + 水平方向ドラッグ<br />(恐らくMacではうまく動作しません)</td>
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  <td>'''拡大/縮小'''</td>
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  <td>'''拡大/縮小'''</td>
  <td>Shift + 上下方向にドラッグ</td>
+
  <td>Shift + 上下方向にドラッグ</td>
  <td>上下方向にドラッグ</td>
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  <td>上下方向にドラッグ</td>
 
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  <td colspan="3" align="center">またはマウスホイールを使う</td>
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  <td>'''手前側切断面移動'''(切断面を前から奥へ動かす)</td>
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  <td>'''手前側切断面移動'''(切断面を前から奥へ動かす)</td>
  <td>Ctrl + Shift + ドラッグ(上下方向)*</td>
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  <td>Ctrl + Shift + ドラッグ(上下方向)*</td>
 
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  <td>'''奥側切断面移動'''(切断面を奥から手前へ動かす)</td>
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  <td>'''奥側切断面移動'''(切断面を奥から手前へ動かす)</td>
  <td>Ctrl + Shift + ダブルクリックして、ドラッグ(上下方向)*</td>
+
  <td>Ctrl + Shift + ダブルクリックして、ドラッグ(上下方向)*</td>
 
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  <td>'''切断面移動'''(両切断面間の距離を維持したまま両切断面を動かす)</td>
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  <td>'''切断面移動'''(両切断面間の距離を維持したまま両切断面を動かす)</td>
  <td>Alt + Ctrl + Shift + ドラッグ(上下方向)*</td>
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  <td>Alt + Ctrl + Shift + ドラッグ(上下方向)*</td>
 
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  <td colspan="3" align="center">''*Macでうまくいかない時は、マウスのボタンを押してからCtrlやShiftキーを押し、そしてドラッグしてみて下さい''</td>
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  <td colspan="3" align="center">''*Macでうまくいかない時は、マウスのボタンを押してからCtrlやShiftキーを押し、そしてドラッグしてみて下さい''</td>
 
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  <td colspan="3" align="center">''分子の切断は[http://biomodel.uah.es/Jmol/slab/ こちら]で試すことができます''</td>
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== 選択方法 ==
 
  
* しかるべき選択コマンドを使う
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== 選択方法 ==
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* しかるべき選択コマンドを使う
  
 
'''set picking group'''
 
'''set picking group'''
  
→あるアミノ酸中のいずれかの原子をクリックするだけでそのアミノ酸全体を選択するよう設定変更する
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→あるアミノ酸中のいずれかの原子をクリックするだけでそのアミノ酸全体を選択するよう設定変更する
  
  
* いずれかの原子をクリックすると選択状態を変更できます
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* いずれかの原子をクリックすると選択状態を変更できます
  
* 最も有用な方法
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* 最も有用な方法
  
 
'''set display selected'''
 
'''set display selected'''
  
→選択した原子の状態を見るよう設定する。
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→選択した原子の状態を見るよう設定する。
  
 
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== 測定方法 ==
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== 測定方法 ==
  
* 距離(2原子間):
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* 距離(2原子間):
*# 測定開始原子をダブルクリックする
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*# 測定開始原子をダブルクリックする
*# 2つ目の原子をダブルクリックすれば測定距離が確定される
+
*# 2つ目の原子をダブルクリックすれば測定距離が確定される
* 角度(3原子間):
+
* 角度(3原子間):
*# 最初の原子をダブルクリックする
+
*# 最初の原子をダブルクリックする
*# 2番目の原子(角度の中央となる原子)をクリックする
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*# 2番目の原子(角度の中央となる原子)をクリックする
*# 3番目の原子をダブルクリックして角度測定対象を確定する
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*# 3番目の原子をダブルクリックして角度測定対象を確定する
* ねじれ角(二面角、4原子間)
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* ねじれ角(二面角、4原子間)
*# 最初の原子をダブルクリックする
+
*# 最初の原子をダブルクリックする
*# 2番目の原子をクリックする
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*# 2番目の原子をクリックする
*# 3番目の原子をクリックする
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*# 3番目の原子をクリックする
*# 4番目の原子をダブルクリックして二面角測定対象を確定する
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*# 4番目の原子をダブルクリックして二面角測定対象を確定する
* 共通事項:
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* 共通事項:
** 対象原子の上にマウスポインタを置くと測定結果を見ることができます。
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** 対象原子の上にマウスポインタを置くと測定結果を見ることができます。
** マウスポインタをウインドウの外に移動させると測定を中止することができます。
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** マウスポインタをウインドウの外に移動させると測定を中止することができます。
** 同じ測定を再び行うと結果を削除することができます。
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** 同じ測定を再び行うと結果を削除することができます。

Latest revision as of 20:31, 25 March 2019

Jmol Tutorials

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Jmolにおけるマウスを使った分子操作(マウスゼスチャー)のマニュアル

注:

  1. 通常の設定では「メインボタン」は左クリック、「サブボタン」は右クリックです。
  2. 聞くところによると、1個しかクリックボタンがないマウスではAlt ドラッグ中央ボタンを押しながらドラッグに相当するそうです。


メインボタン 中央ボタン サブボタン
(左) (中央) (右)
Jmolメニューを開く Ctrl + クリック
または 'Jmol' ロゴをクリック
クリック
X軸(左右方向)、Y軸(上下方向)の回りに回転する ドラッグ
X軸、Y軸に沿って移動する (Shift + ダブルクリック)を行った後マウスボタンを離さずドラッグ ダブルクリック してから ドラッグ Ctrl + ドラッグ
分子をクリックしたときまたは分子から離れた時の動作
設定をリセットし中央に戻す Shift + ダブルクリック* ダブルクリック*
*分子から離れたところでダブルクリックした場合のみ動作
Z軸の回りに回転 Shift + 水平方向ドラッグ 水平方向ドラッグ Shift + 水平方向ドラッグ
(恐らくMacではうまく動作しません)
拡大/縮小 Shift + 上下方向にドラッグ 上下方向にドラッグ
またはマウスホイールを使う
Jmol 10.00.22以降:
slab onコマンドを発行した後のみ有効
手前側切断面移動(切断面を前から奥へ動かす) Ctrl + Shift + ドラッグ(上下方向)*
奥側切断面移動(切断面を奥から手前へ動かす) Ctrl + Shift + ダブルクリックして、ドラッグ(上下方向)*
切断面移動(両切断面間の距離を維持したまま両切断面を動かす) Alt + Ctrl + Shift + ドラッグ(上下方向)*
*Macでうまくいかない時は、マウスのボタンを押してからCtrlやShiftキーを押し、そしてドラッグしてみて下さい
分子の切断はこちらで試すことができます



選択方法

  • しかるべき選択コマンドを使う

set picking group

→あるアミノ酸中のいずれかの原子をクリックするだけでそのアミノ酸全体を選択するよう設定変更する


  • いずれかの原子をクリックすると選択状態を変更できます
  • 最も有用な方法

set display selected

→選択した原子の状態を見るよう設定する。


測定方法

  • 距離(2原子間):
    1. 測定開始原子をダブルクリックする
    2. 2つ目の原子をダブルクリックすれば測定距離が確定される
  • 角度(3原子間):
    1. 最初の原子をダブルクリックする
    2. 2番目の原子(角度の中央となる原子)をクリックする
    3. 3番目の原子をダブルクリックして角度測定対象を確定する
  • ねじれ角(二面角、4原子間)
    1. 最初の原子をダブルクリックする
    2. 2番目の原子をクリックする
    3. 3番目の原子をクリックする
    4. 4番目の原子をダブルクリックして二面角測定対象を確定する
  • 共通事項:
    • 対象原子の上にマウスポインタを置くと測定結果を見ることができます。
    • マウスポインタをウインドウの外に移動させると測定を中止することができます。
    • 同じ測定を再び行うと結果を削除することができます。

Contributors

Cudo29, AngelHerraez